ほたるや

蛍が売られてるお店のごとく、珍しくありたい

キングオブコント2017 一言感想&個人的採点

感想は後で書けたら書きます

 

ファーストラウンド

わらふぢなるお 84

設定もありきたりだし、山場もない しっかりしたコントではあるが

ジャングルポケット 95

なんとなく新喜劇的なノリのネタ 関西向き 面白い

かまいたち 96

ネタの設定も素晴らしければ、細かいやりとりも素晴らしい 悪いとこなし

アンガールズ 86

細かい部分で色々と疑問がある それがアンガの良さかもしれないが

パーパー 78

うーん、ちょっと場違い感が

さらば青春の光 97

さらばの真骨頂というか、設定が分かった時のカタルシスはすさまじい

にゃんこスター 95

すげえ ネタのインパクトという意味では歴代最高クラスじゃないか

アキナ 87

にゃんこの次というのは可哀そうすぎる ちょっと設定が分かりにくかった

GAG少年楽団 81

GAGってこんなに酷かったっけ… 関西の賞レースの時はもっと面白かったような

ゾフィー 76

申し訳ないが、息子の設定が不快過ぎる それをカバーできる面白さも無かった

 

ファイナルラウンド

アンガールズ 90

1本目よりは良かったと思う つくづく賞レース向きの芸風じゃないんだよな

ジャングルポケット 92

流石に1本目よりは劣るが、それでも流石の出来 リアリティの無さは気になるが

さらば青春の光 94

普通にいいネタ 森田さんがボケのネタは初めて見たかも

かまいたち 94

1本目と比べるとシンプルな内容だが面白い やっぱ彼らは漫才よりコントだな

にゃんこスター 92

1本目と話の流れが全く同じというのはある意味斬新 優勝しても優勝しなくても、売れそうだし褒められそうだし叩かれそう

 

歌ネタ王2017 とりあえずの感想(ASH&Dコーポレーション迄)

久々に生でネタ番組を見た
つい癖で、CMに入ると早送りボタンを押してしまった(笑)

とりあえずの感想を書いていきます
全体的にいつもより低調だった気がします

いつもながら、最後の点数は僕の個人的採点です


COWCOW「漫才の後に…」453
ご存知ベテラン漫才師
漫才師にとってのあるあるネタと、ミュージカルを融合させたようなネタ
COWCOWらしく明るく優しいネタ 91

ゆりやんレトリィバァ「タカシ」450
芸歴5年目なのに場慣れ感が凄い女性ピン芸人
ただゆりやんのネタで個人的に面白いと思ったのは、「落ち着いて行きや~」だけだったりする
根本的に、自分と合わないんだろう 84

ANZEN漫才「明日からはシャバダバダ」451
ご存知今年大ブレークしたみやぞん所属のコンビ
正直このネタしか見たことないのだが、中々平和的でいいネタだと思う
毒舌でもあるあるでもない、周知の事実を淡々と述べるだけなのだが、妙に凝った仕掛けにしないところが彼ららしいというべきか 90

霜降り明星吹奏楽部の発表会」443
今年のM-1決勝も有力視されている漫才コンビ
しかしこのネタは、関西芸人の駄目な部分が凝縮された感じのネタ
MBS主催とはいえ、関西人しかわからないようなネタで笑いを取りに行くのはやめて欲しい 安直過ぎる
粗品のツッコミも弱かった…M-1大丈夫か? 87

カミナリ「だけど」452
昨年のM-1決勝に進出した、今年ブレークコンビ
このネタは自分達の漫才の受けたとことを集めて無理やりツギハギしてちょっと歌要素を入れただけのネタ
「新カミナリ」と銘打ちながら、ここまで酷いネタを見せられるとは思わなかったし、ここまで高得点とは夢にも思わなかった
カミナリは評価しているコンビなだけに、非常に残念である 85

ASH&Dコーポレーション「合唱コンクールの練習」443
ザ・ギース、ラブレターズ阿佐ヶ谷姉妹、大福からなるコンビ
7人でやるには、ちょっとネタのテーマ、スケールがこじんまりとし過ぎている
ネタの中でも言ってたけど、元ネタ知らない人が見たらまったく分からないんじゃないか?
阿佐ヶ谷姉妹の制服姿は、ちょっと可愛かった 86

ytv漫才新人賞選考会(2017) ROUND1

少しずつネタ番組視聴を再開し始めてます

とりあえず、恒例の選考会の感想を

最後の点数は、僕の個人的評価です

 

①からし蓮根「女子社員」360点

少しずつ頭角を現してきた熊本弁漫才師

相変わらずボケの松本君のセンスが光り、ツッコミ(杉本君)の技術も上がってきた

小ボケの羅列でなく、強いボケで勝負できるのが貴重な存在 92点

 

ロングコートダディ「時間旅行」361点

最近賞レースにも頻繁に顔を出しているコント兼漫才師

堂前君ボケ、兎君ツッコミのネタで、若干拙いツッコミが逆に面白かった

内容は結構ベタ ただ、随所に個性を塗しているのが流石

このテンポだからこそ、ああいう無駄そうなやりとりもハマるのだろう 91点

 

霜降り明星「漫画返して」354点

ABCお笑いグランプリで優勝した、今注目の若手漫才師、7年目!?

しかし、今回のネタはちょっと楽屋ネタな感じがしてイマイチだった

所々言葉遊びを入れてきたりしてるのも、あんまり彼ららしくないというか、とにかくイマイチ 88点

 

④きみどり「結婚式の歌」329点

初めて見るコンビ

正直M-1 2回戦敗退レベルのネタだと思う 笑いどころが分からなかった 75点

 

アキレスと亀「ドライブスルー」349点

関西では珍しい、暴走漫才師 三四郎小宮さんみたいなツッコミと、見た目と違い正統派ボケのコンビ

このコンビは賞レースとそれ以外の舞台の違いが分かっていないんじゃないか

いきなり大声で叫んだり、メタ台詞を連発したり、とても賞レースでかけるネタとは思えない

面白いんだけど、ちょっと力業感が強すぎて、まだまだ賞レース決勝レベルではない もうちょっと削るか、賞レース用のネタを用意すべきだろう 87点

 

⑥マユリカ「合格発表」362点

去年のM-1準々決勝で酷評したコンビ ただネタのテーマが酷い(老婆をイジメる的な内容)という要素が大きかった

今回は不快ではないブラックなネタ こうして見ると、想像以上にしっかりした技術の持ち主であることが分かった

ちょっと決勝で披露するにはこじんまりとし過ぎないか、という思いもあるが、面白かったのは間違いない 91点

 

⑦絶対アイシテルズ「電車でマナー悪い人に注意をする」337点

名前は聞いたことあるけど、ネタを見るのは初めて(?)のコンビ

ふざけたコンビ&芸名と違い、結構正統派なネタだった こういう裏切りって、一周回ってベタなんじゃないかな

最後の畳み掛けは面白かった 86点

 

⑧ニッポンの社長「反抗期の娘」340点

技巧派と称されるがいまいちどこが技巧派なのか分からないコンビ

前回見たネタでは結構センスを感じたが、今回のネタはすべてが漫才の教科書に載ってそうな薄い内容

彼らには申し訳ないが、謎の敗者復活以降、どうしても厳しく見てしまっている 84点

 

ダブルアート「護身」349点

タイトルこんな感じでいいのかな 色々とはっちゃけまくりの漫才師

相変わらずバカバカしくて面白い ただ後半のやりとりはちょっと長過ぎてだれたかな

審査員も言っていたが、もう少しエレクトーンのボケを上手く活用すればよかったと思う 86点

 

セルライトスパ「診察」341点

独特なボケとテンションのムラが激しいツッコミの漫才兼コント師

相変わらずローテンションで淡々とボケていくスタイル 今回は少し大喜利要素が強過ぎたかもしれない

僕は彼らのネタは苦手だが、今回の大須賀さんのボケは結構くすりとくるのが多かった それだけにこの点数は意外 89点

 

 ⑪どんぐり兄弟「京都観光」337点

不思議な雰囲気の兄弟漫才コンビ

このコンビのネタには毎回思うことだが、ボケの数が多すぎて流れてしまう

間とか笑い待ちとかを考えず淡々とボケ続け、そのボケを一つ一つ短く解説していく感じのツッコミだから、どうしても大笑いすることが出来ない

一つ一つのワードセンスとかは光るものがあるんだけれど… 85点

 

プリマ旦那「わがままな彼女」356点

関西が誇る(のか?)王道漫才コンビ ラストイヤーなのには驚いた

このコンビは2年目くらいから既に完成されており、完成度を年々高めているコンビ

審査員の哲夫さんが言ってたように、30年やってるような安定感が魅力で、今回は分かりやすいボケを選んでいたのが好印象だった

ちょっと大喜利的、並列的なきらいはあったが あと野村さんの演じる女キャラがムカつき過ぎる(笑) 91点

 

⑬ツートライブ「幽霊」352点

イカつい風貌とガラの悪さが魅力(?)の漫才師

ABCでも披露したイキリネタ このネタはワードのチョイスの面白さがすべてなので、ハマる人にはハマり、ハマらない人にはハマらない、人を選ぶネタだと思う

個人的にはあまり… ただ、意外とこういう感じのイキリ方(ノンスタ井上さんとは違う)を前面に押し出すコンビはいないので、貴重な存在ではあると思う 87点

 

大自然「熱帯魚を飼いたい」347点

ブレーク間近と言われるも、中々ブレークしないコンビ

正直ネタバレのダメージは大きいと思う ただ、今回のネタはいつもよりぶっ飛んでなく、分かり易さとも向き合ったネタになっていた

つくづく去年のABCで優勝できなかったのが勿体ない スタイルがバレた以上、ウエストランドみたくM-1の決勝に進むイメージが沸かなくなってしまった 89点

 

⑮風穴あけるズ「王様」335点

にぎやかし枠

僕も30手前になって、考え方に変化があったのかもしれないが、ちょっと彼らのネタが面白く感じるようになった(もっとも彼らはつまらないというより、こういう舞台で見たくないという思いが強かった)

王様役がいなくなった所は、この選考会で3番目くらいに笑ったかもしれない 不覚だ 83点

 

 

マユリカとロングコートダディが決勝進出

実力者プリマ旦那、ABC優勝経験者霜降り明星セルライトスパ、若手注目株からし蓮根は、惜しくも涙を飲んだ

おそらく次の機会もあるだろうから、この中から決勝に進むコンビも出るだろう

カミナリたくみの正論

「俺のツッコミを子供がマネして怪我させたなら、(その子供が)ただ単に判断力がないだけ」

 

細かなニュアンスは違っているかもしれないけど、いやあ、シビれた

時間差ボケ、時間差ツッコミや、やたらこねくり回したネタ構成で知的なコンビであることは分かってたけど、こういうことをしっかりと発言できるのは素晴らしい

「芯がある」とは上手くいったもので、最近はBPOやらネットの書き込みやらに右往左往する番組やコンビが多く辟易するのだが、しっかりと正論で反論するのは本当に見事

アキラ100%さんの裸芸もそうだが、「自分が不快に思う」ことや「ネットに批判を書き込む」ことは構わないが、それを取り上げ芸人の個性を壊そうとする風潮が本当に腹立たしくて仕方ない

僕も嫌いな芸人はいるが、「○○を出すな」とテレビ局に苦情を入れようなどと思ったことは一度もない

 

カミナリの強烈なツッコミに関しては、元々昔から賛否両論あったので多くを言うつもりはない

ただ、スポーツ選手、俳優、芸人など、一発当てると莫大な収入を得ることができる職業だったら、そういう個性も合っていいんじゃないかと思う

たとえば相撲の力士は、極端な食事と睡眠法によって思い切り体重を増やす

凡そ健康的とは言えない生活を続けることにより、力士としての強さを増していき、重量や幕内の土俵を目指している

しかしその代償は大きく、力士の多くは長く生きることはできない

北の湖親方、前九重親方という、偉大な横綱は皆、60代前半で亡くなり、前音羽山親方に至っては40代前半で亡くなっている

一般的な人の平均寿命は80代だが、力士の平均寿命は63歳前後と言われている

 

「不健康な相撲は廃止しろ」というのは簡単だ

「憧れさせ、結果的に早死にさせてはいけないから、子供に相撲を見せてはいけない」というのも簡単だ

でも、相撲は間違いなく面白いし、力士たちの白熱した取り組みは僕たちに夢を与えてくれる

「寿命と引き換えに大金と名誉を手に入れる」というのは言い過ぎかもしれないが、多くの力士や入門希望者は、すべてを覚悟したうえで土俵人生を歩んでいるんじゃないかと思う

果たして外野がとやかく言っていいのだろうか(当然だが、長生きしている元力士の方々もいるので、すべての力士が短命という訳ではない)

 

アキラさんの裸芸も、カミナリの強烈ツッコミも、確かに批判があってもおかしくない代物かもしれない

けれど、生き馬の目を抜くような世界で生きていくためには必要な武器であることは間違いない

それを外野がとやかく言ったり、ヘタレな番組プロデューサーや芸人が、すぐに自粛自粛と折れてしまう状況は、どうかと思う

何より、たくさんの個性豊かな人たちが、個性を武器に活躍するからこそ、バラエティ番組は面白いんじゃないかと、僕は思っている

カミナリたくみの正論発言に、胸が熱くなり久々に記事を書きました

相変わらずの週刊ベースボール

週ベのドラフト番付、相変わらず意味不明だ

仙台大の馬場(関脇以上は確実だろう)が載ってなかったり、東野(ボーダー、おそらく指名漏れ)>東(上位候補)だったり、訳分からん

馬場に関してはドラフト候補50人にも載ってねーし(4位以下の評価なのだろうか、忘れてるのか)

 

もう中村和久はクビにして、まともな元スカウトに記事書かせてくれ

阪神特集でダンカンのコラム載せてはらわた煮えくりかえる思いだが、ドラフト特集でもやらかした

何度も何度も言ってるが、週ベ読むのやめたくなる

岡田さんやメッセンジャーのコラム好きだから、非常に悩ましいが

 

本当に野球を愛する人間のための野球雑誌が欲しいものだ

僕が舞台を降りる日

久々に素晴らしい番組を見たと思う

終始重い空気だが、無駄な演出がなかったので集中してみることができた

 

売れない芸人に同情的過ぎる訳でもなく、冷たすぎる訳でもない

僕は最近のワーワーキャーキャー言ってムリヤリ盛り上げれば良いと思っているバラエティ番組がしんどくなってきたので、TKO木下さん、サンド伊達さん、ナイツ塙さんがローテンションで会話していくスタイルが非常によくうつった

 

取り上げられたカブレラというコンビは、関西の賞レースでたまに見てたコンビだ

決して飛びぬけた実力がある訳ではないが、奇をてらわず愚直に笑いを取りに行く正統派のコンビだったと記憶している

松竹の若手から中堅では、間違いなくトップレベルの実力派コンビだっただろう

でも、こんな彼らでも売れないという事実に、お笑い界の厳しさを感じざるを得ない

 

基本的に、僕の考えは

『売れない芸人にも面白い芸人はいっぱいいる

しかし、売れた芸人は間違いなく面白い芸人である』

である

勿論、僕が好みでない芸人はいっぱいいるし、なぜ売れているのか分からない芸人もいっぱいいる

それでも、「馬の目を生き抜く芸能界で売れた」という事実は非常に重いものがある

イケメンだとか、可愛いだとか、ゴリ押しだとか、一部の熱狂的ファンに支えられてるだとか、それだけでは生きていけない世界だと思う

 

カブレラは間違いなく実力があったが、残念ながらその世界で通じることができなかった

だけど、TKO木下さんが言っていた通り、元芸人の話術などを用いて次のステージで大活躍した人もたくさんいる

芸人を続ける兵頭さんも、会社員となる久下さんも、是非とも成功してもらいたいものだ