M-1 2020 準々決勝お気に入りコンビ(+簡易感想)
ようやく全組視聴できました
とりあえず15組挙げてみます、「これで敗北は可哀想」と思うコンビが多かったです
●ぎょうぶ
3回戦の動画でもお気に入りだったコンビ
少し笑い飯やハライチ要素があり、一本調子なのは気になるものの、発想の飛ばし方や言葉選びが素敵
●もも
ytvの予選にも出場したコンビ
ぎょうぶ同様一本調子で、抑揚が全くないものの、その欠点を補って余りある程の勢いが魅力
毎回独特な発想のネタを披露するコンビ
いやぁ、素敵なネタ 所々「?」と困惑する箇所が多かったが、それでよくウケを取れると感心してしまう
●たくろう
関西期待の若手コンビ
「サディスティック・ジョーカー」で掴まれた(笑) えーかっこいいやん
今までのネタより、M-1や観客に合わせた要素が多かったと思う
●タチマチ
ytv予選で、コウテイ、たくろう、カベポスターらを破って決勝進出を決めたコンビ
その時のネタは「面白いけど、まんまアキナやん」という感じだったが、今回はアキナ要素を削ったいいネタだった
●エンペラー
ABCお笑いグランプリ優勝経験のあるコンビ
正直、なぜ落ちたのか分からない ネタの勢いも良かったし、ウケも取っていたのに
●ママタルト
東京のコンビ(多分初見)
いやぁ、すげー面白い 発想自体はベタなんだけど、キャラクターが良すぎる
●タモンズ
THE MANZAI時代に認定漫才師に選ばれた過去があるコンビ
このコンビは、ネタの流れ関係なく、毎回「金の湧き出る泉」というフレーズを入れ、あまり好きじゃなかったが、今回のネタは面白かった
なんというか、覚悟を感じるネタだった
KOCで優勝経験があるものの、実はメインは漫才のコンビ
僕はコロチキの漫才はまったく評価してなかったが、今回のネタには驚かされた
ナダルさんのキャラをようやく漫才に上手く活用出来ていると思った
●ダイヤモンド
かつてツッコミが喋らないネタで、度肝を抜かせたコンビ
マユリカ(僕の好みではないが)と並び、東京で落ちたのが可哀想だと思ったコンビ
このコンビは毎回変わったシステムを披露してくれるので、見てて楽しみ
この手のネタをするコンビでは珍しく、ボケが絶叫、怒り系なのも面白い
●令和ロマン
NHK新人演芸大賞を制したコンビ
結構ベタなネタをするコンビというイメージがあっただけに、今回のネタには驚かされた
まあ、1回しか使えないタイプのネタだとは思うが、素直に面白かった
●シシガシラ
ハゲネタを武器としているコンビ
僕は彼らのハゲネタは、トレエンより上だと思っている
毎回独特な方向からのハゲネタとなるので、見ていて楽しい 落ちたのは本当に残念
●トム・ブラウン
テレビでもお馴染みの人気コンビ
本当に面白いのだが、ネタの題材的に負けるのも仕方ないという気もする
凄くオリジナリティがありながら、他に追従してくるコンビが全くいないようなネタを披露する、稀少なコンビ
THE MANZAIの頃から、毎年のように決勝進出を期待されているコンビ
もう「森進三」の時点で大笑い 面白いのに、イマイチ観客にハマってなかったのが残念
昔からずっと応援していたが、このコンビも残念ながら決勝進出は厳しそう 芝さんのツッコミ技術は超一流のものがあるのだが…
以上の15組が、個人的に良かったコンビです
因みにその他のコンビについて
●鬼としみちゃむ
鬼沢さんが、元サーフィンズの木沢さんだと知ってマジで驚いた
メトロクラフトやサーフィンズのネタが大好きだっただけに、落差に笑った
●ラフ次元
本当によく出来たネタなんだけど、よく出来過ぎてる気が
東京のダイタクにもいえることだけど、ちょっとネタの構成が巧み過ぎるのが逆効果になってると思う
本当に「漫才師」として面白くなったと思う
●さや香
ウーマンの村本さんが頭に浮かんでしまった
最近の新山くんのテンションは、流石にやりすぎだと思う
15年の集大成という感じで、一発屋として蔑まれた彼らにしか出来ないネタ
お疲れさまでした
「今更独特の舞なのか…」と思ってしまった
結局、このネタを超えるネタを生み出せなかったのかな、非常に残念
●吉田たち
「面白いけど、決勝が見えない」というタイプのコンビ
このブログ見返してると、昔は絶賛しまくってるな(笑)
●令和喜多みな実
また野村くんの話術披露漫才に戻っちゃってて、非常に残念
あまり好みじゃないけど、今回のネタは良かったと思う
●ボーイフレンド
まだこのスタイルなんだ…と思ったものの、40近いおじさんがこのスタイルを貫くのは、ちょっとカッコいいと思った
●マユリカ
かなり評価は高いけど、イマイチハマらないコンビ
ネタの題材がベタ、「テンションの高い女性を演じるボケと、ローテーションなツッコミ」という構図がベタ、ネタの展開もベタ
それなのに、信じられないくらいウケるのが、本当に不思議で仕方がない
勿論、僕と合わないだけなんだろうけど…しかしアウェーでもここまでウケるのは素直に凄い
●ミキ
ミキはたまにこういう動きまくるネタをする
「毎回同じようなキレ芸正統派兄弟漫才」と思われたくないからなんだろうけど、やはり決勝の舞台までは封印しておくべきだと思う
決勝でやったら、案外バカウケするかもしれないタイプのネタ
●ラランド
準決勝進出おめでとう
知名度が上がったことにより、評価が下がったり飽きられたりするタイプの芸風じゃないので、決勝進出の可能性もあるのでは
●Aマッソ
自分たちのスタイルを保ちつつも、一般ウケにも寄せた印象
悪くないんだけど、初めて見た頃のワクワク感が無くなったのが残念
去年のスタイルとは違うものの、普通に面白い
この手のスタイルを取るコンビにありがちな、キャラを崩す場面が殆ど無いのが素晴らしいと思う
●インポッシブル
勝ち負けには全く拘ってない感じのネタ
昔のM-1の敗者復活戦にはこういうコンビがいっぱい居ただけに、何か懐かしかった
●三四郎
ラストイヤーのネタが本当にこれで良かったのだろうか…
ハインリッヒみたく代表ネタを持ってくるのもどうかと思うけど、このネタだったら「高円寺クイズ」とかが見たかった
今の知名度の状態で「高円寺クイズ」をやったら、無茶苦茶面白いと思う
●ぼる塾
僕は正直、女性コンビのネタはあまり評価していない古い考え方の人間なのだが、このトリオ(カルテットに戻るのか?)のネタは好き
システマチックなのだが、田辺さんの「まーねー」と自虐ボケには笑ってしまう
コマダンは、動き回るネタが多くなってるな
正直なところ、僕の好みと異なる方向に進んじゃってる
ビスブラのツカミは、あまり好きじゃない 何故かは分からない
このコンビの漫才は、なんかイマイチハマらない
●シンクロニシティ全然悪くないんだけど、大勢居る状態から絞る際には外されてしまうのも仕方がない気がする
少数から1位を決める決勝の舞台とかでは、跳ねそうなんだけど…
●GAG
無茶苦茶ウケてるけど、この手のメタネタには辟易
観客批判はあまり好きじゃないけど、こんなにウケたらダメだろ
●号泣
すべてが懐かしい
最近の笑いに追従せず、昔のスタイルを貫いたくれたのが嬉しかった
こんな三四郎小宮さんみたいなツッコミするコンビだっけ…と思ったが、今回のネタは明らかに真空ジェシカの方が面白かった
やすともの番組見てたから期待してたんだけど…
眞栄田さんの「らしさ」は出てたけど、最後まで過去ウケた頃の栄光が抜けきれない感じがした
●デニス
面白かった
上記の15組からは漏れてしまったが、コロチキ辺りと入れ替えた方がいいかも(笑)
●蛙亭
蛙亭の漫才は年々面白くなってると思う
昔はコントは面白いけど、漫才は…という印象だったが、最近はどっちも面白い
●四千頭身
ネタの構成が普通過ぎる 忙しいからか?
あと、メタ要素を全面に出し過ぎるのも、そろそろ考えた方がいいと思う
●EXIT
ネタだということは分かってても、相方をDisりまくる感じなのはちょっと…
勿論、ぺこぱみたいな漫才ばかりになるのも問題だと思うけど
このコンビも好きで、昔から応援してるんだけど、決勝に行くビジョンはあまり見えない