ほたるや

蛍が売られてるお店のごとく、珍しくありたい

R-1ぐらんぷり2015感想その1

今更ながら、レポ的なものを書こうかなと思って全く更新してなかったブログを利用して書きます
面白いと思ったネタは絶賛し、思わなかったネタに対しては毒を吐く可能性があるので、ファンの方はご容赦下さい

左の記号は会場ウケで、☆◎○△×の5段階評価です ○以上の芸人は決勝進出可能性があると思います
右の点数は僕の個人的採点です

まずは東京会場の1回目から



×中川パラダイスウーマンラッシュアワー)「紙芝居」81
内容が下品で、笑いより悲鳴の方が多かった 合間合間のジングルはややウケ
パラダイス自身が変人であることを理解していても、後半のリアリティが無さすぎる内容はどうなのか

×三又又三「金八先生」78
どういう理屈でどのように笑わせようとしてたのかが正直分からない
妙に凝ってる部分があったため、スベることを目的としたスベり芸とも違ってると思う

☆厚切りジェイソン「漢字」89
シンプルな構成だが面白い 前二人の地獄の流れを一掃し、最初の爆発を起こした
ただよくよく見ると、既視感が強過ぎるんだよなー 外国人の彼がやるからこそのネタというべきか
決勝は確実だと思う

○マツモトクラブ「ストリートミュージシャン」93
まさに新感覚というべき歌ネタ 非常に面白い
このようなネタはコンビで行うべきコントを無理やり一人でやってると思われがちだけど、一人でやるからこそ面白いタイプのネタだと思う

△頼知輝「中の下の女」87
題材も内容もそんな斬新な訳じゃないけど、よくできたいいネタだと思う
準決勝終了後、ネットで調べて女装した男性と知ってびっくり

アルコ&ピース平子「タイムスリップ」88
設定はありきたりだし、芸能イジリもベタなんだけど、猿岩石の歌詞の利用の仕方とかラッスンゴレライのぶっこみ方とかはたまらないものがあった
まさに "THE 平子"という類のネタ

☆とにかく明るい安村「全裸ポーズ」96 投票
満を持してとの登場という感が強く、かなりネタバレ気味でもあったが大爆発
しっかりとしたネタを考えてくる芸人に対して失礼なのかもしれないけど、ただただ明るくてバカで面白かった
難点を少し挙げると、後半の恋チュンタイムが長すぎたのと、お笑い好き層には敬遠されそうなことか

○小島よしお「そんなの関係ねぇ」89
生で小島よしおを見るのは久々だけど、この人本当に力がある芸人さんだと思う
ネタ飛ばした件は本当なのかわざとなのか分からないが、賞レースにありがちな『頑張って作った作品を一生懸命練習し、本番間違えないように気を付けながら提示しました』感が一切なく、清々しかった

手賀沼ジュン「回文演歌」85
初めに機材トラブルで内容が表示されないという忌々しき事態に 歌ネタ王でもそうだったが、本当に可哀想だ
よく作られたネタなんだけど、テレビで見てこそ栄えるタイプのネタだな 生だとイラストや文章を目で追うのが難しい

×やしろ優「チアリーダー」76
ちょっと笑いどころが見つけられなかった
素直に倖田來未芦田愛菜ちゃんのモノマネやった方がよかったんじゃ プライドが許さなかったのかな

永井佑一郎「テレテ」92
シンプルな構成だし、中身もベタつったらベタなんだけど、非常に面白かった
決勝で見てみたいと思ったことから、投票しようか正直悩んだ

◎アジアン馬場園梓「レジ」91
アジアンの漫才にはいまいちハマらないんだけど、馬場園さん単独の今回のネタは非常に面白かった
ただ、若干友近感が強すぎるという思いも無きにしも非ず

◎じゅんいちダビットソン「サッカー本田のコント」86
存在感と雰囲気がとにかく凄い
会場は非常にウケてたし評価する声も多いけど、僕はその構成にあざとさを感じずには居られなかった
普通のメタネタにはそこまであざとさを感じないだけに、ただ単純に僕はこの人のネタが苦手なんだと思う

△ニッチェ近藤「家庭教師」83
内容はそこまでぶっ飛んでる訳ではないが、近藤さんの変なエロさによってぶっ飛んでしまった感がある