ほたるや

蛍が売られてるお店のごとく、珍しくありたい

M-1グランプリ2018準々決勝 個人的感想④

 つづいて大阪会場の感想

 

ラニーノーズ「トイレ」

女性人気の高いコンビ

普段はギターを用いて音ネタを披露するが、今回は正統派のしゃべくり漫才だった

中々しっかりしたしゃべくりで驚かされた 普通に合格してもおかしくないレベルだったと思う 90

 

 黒帯「演技力」

おそらく初見のコンビ

中々珍しい設定で、分かりやすくもあり深くもあるいい漫才だった

共感をフルに活かした漫才構成が魅力 91

 

バッドナイス「本当に笑顔にしなければいけないもの」

ナベプロ出身だが、何故か大阪でネタをしている漫才師 ボケの常田君はあばれる君の弟子としても有名

非常に独特なノリで、好き嫌いが分かれそうなネタ 僕は正直苦手 83

 

ロングコートダディ「物語」

緩さと独特さが魅力のコンビ コントと漫才の両刀

今回の設定自体は割とありがちなんだけど、中身は非常にオリジナリティがあり始めて聞くようなやりとりが多い

堂前君ボケに変更(兎君はツッコミではなく賛同)してから、ますます面白くなっている 落選は残念 92

 

絶対的7%「美容院」

唯一の松竹所属の準々決勝進出コンビ

「短い演技で披露して、その問題点を数点指摘」という展開を何度か繰り返す、独特の構成が魅力

決して悪くはなかったが、ビックリするくらい受けていなかった 大阪のお客さん、他事務所に厳しくないか?? 88

 

Dr.ハインリッヒ「トンネルを抜けたら」

不思議の世界観が魅力の美人双子漫才師 流石に老けたな…

3回戦のネタも良かったけど、今回のネタは今まで見たハインリッヒのネタでも最高傑作だったと思う

シュールな展開をループさせるという異次元空間 まさにハインリッヒワールド

このネタで落とされたのは本当に可哀想だ 滑ってたならともかくちゃんと受けてたし… 導入部分で笑いが少なかったからか… 96

 

もも「嫌いなもの」

初見だが、3回戦で爆発していたという噂のコンビ

楽しみにしていた通り、非常に分かりやすいダブルボケ漫才だった

顔ネタに終始したのと、ネットスラングやオタク要素を取り入れすぎたのが気になったが、生きのいい若手が出てきた 91

 

てんしとあくま「品を出す」

イントネーションや音程を駆使するコンビ

歌ネタ、音ネタが多いコンビだが、今回は歌がありつつもコントがメインの漫才

悪くはないのだが、普段のネタの方が面白いかな 89

 

ラフ次元「電車で注意をする」

そこそこ評価は高いものの、どうしても突き抜けられない漫才師

所謂上手いことをいうネタだが、それを見事に漫才の展開に組み入れていた

ただ、こういう上手な漫才では、中々勝ち抜けないんだよなー 90

 

金属バット「漫才は立ち仕事」 合格

ネットでの評判が無茶苦茶良い漫才師

最近は少しシュールさを前面に押し出し過ぎているきらいがあったが、今回のネタは非常に彼ららしかった

毒々しい部分があるが、決して嫌味がなく、老若男女笑えるような漫才 言葉選びが本当に素晴らしい

見事なまでに「正統派しゃべくり漫才師」である 95

 

マルセイユ「絵本」

ノンスタ型のハイテンポ漫才師 にちようチャップリンの決定戦優勝コンビ

ようやく別府さんが「すぐそうやってゆー」を封印し、お馴染みの動きだけでなく、若者向けのボケや顔ボケなどをふんだんに組み込んだ漫才だった

しかし野々村議員は今更過ぎるなー 所々ネタを詰め込み過ぎている感じはする 89

 

ニッポンの社長「最終面接」 合格

ベタに見えて結構独特な感性を持つコンビ

発想一点押しの漫才ではあるが、ネタの内容同様、よくこのネタで準々決勝で勝負しようと思ったものだ

ただ冷静なツッコミは本当に良い メタ的な視点も含めたツッコミで、共感性の高い良いツッコミだ 90

 

ヒガシ逢ウサカ「変な奴」

少し捻くれたボケ、ツッコミ、大胆な裏切りが魅力のコンビ

このネタは非常に構成力が高く、前半で述べたボケを終盤で上手く回収出来ている漫才

見た目と相俟って、狂気性がより一層感じられるイカれた漫才

昔は苦手だったが、最近は非常にお気に入りのコンビの1組である 93

 

マユリカ「お祭り」 合格

正統派のコント漫才師 ツッコミの中谷君は女性役を演じることが多い

いつもは毒があるネタが多いコンビだが、今回のネタは和牛の影響が強過ぎる感じがする

悪くはないけど、一番準決勝進出を驚いたコンビかもしれない 本当に悪くはないんだけど 88

 

ありんくりん「人見知り」

沖縄県民とアメリカ人のコンビ

M-1というタイプの漫才ではないが、明るくて楽しい漫才

ただし後半の暴走はいただけない 無茶苦茶なだけで面白いわけではなかったし 87

 

ツートライブ「出前」

最近地上波の番組でも顔を出すようになったイキリ漫才師

このコンビのネタは、周平魂さんのイキリワードにハマらないと楽しめないのかもしれない

たかのりさんがボケを解説するだけのツッコミなので、漫才を見た感じは正直しない 86

 

見取り図「ファッション」 合格

去年の準決勝進出コンビ 今年は悲願の決勝進出を果たしたパワーツッコミ型漫才師 僕の大のお気に入りコンビ

テーマは毎回ありきたりなものが多いのだが、笑いを強引に引き出す盛山さんのツッコミの破壊力が異常

ワードセンスがありながらも荒々しさもあり、銀シャリの橋本さんや学天即の奥田さんとは全く違うタイプのパワーツッコミが素晴らしい

ノリツッコミとか、訂正ツッコミなど小技が効くのも魅力

今回の「おっかく」だったり、「あたおか」等の略語押しには賛否両論あるが、見取り図らしさの演出という意味ではアリだと思う でもちょっとやりすぎかな 96

 

藤崎マーケット「三途の川を渡ったら」

ラララライも遠い昔、現在はコント漫才を武器に戦う漫才師

相変わらずファンタジックな世界観の漫才だが、細かなやりとりでも笑いを取れるのは好印象

ただ流石に展開が読め過ぎたし、裏切りも無かったのが残念 90

 

 かまいたちUSJ」 合格

キングオブコント優勝者で、二冠を狙うコンビ 非常に珍しい漫才とコントの完全両刀タイプ

今回のネタは彼らの代表作ではあるが、ネタバレされているのを逆手に取ったのか、後半をガラッと変更していた

終盤は殆ど暴走ではあるのだが、ありんくりんと違い笑いを取れる暴走 流石実力者だ 94

 

ジャルジャル「国名分けっこ」 合格

フリースタイル漫才を武器に3度のM-1決勝進出を誇るコンビ ラストイヤー

最近は毎年のように斬新な設定の漫才を用意してくるが、今年もジャルジャルの総集編のような漫才だった

オリジナルのやりとりをするコンビは多いが、やっぱりジャルは断トツでクオリティが高い 決勝も期待している 94

 

武者武者「ショップ店員」

新喜劇風のやりとりが多い漫才師

相変わらずのビブラートのつかみで、漫才の本筋も悪くはないが若干平坦で抑揚がない

正直3回戦でトップクラスのウケだったと聞いて驚いたが、強豪揃いの準々決勝だと地力の差が如実に出てしまったなと 87

 

プリマ旦那「子供」

若い頃から才能を絶賛され、結成2年目でM-1準決勝進出を果たし、関西の賞レースでも大活躍した漫才師

まず野村君の見た目に驚いた、やさぐれ過ぎ 昔はアイドル的な要素もあった筈だが

肝心のネタも技術を突き詰めた感じのネタで、上手いんだけど…という感じ

立て板に水のように早口で抑揚なく喋るので、若手らしさが全くない

早熟というタイプではなく、順調に技術を高めていったタイプだが、賞レースと合わなくなってしまったんだろう 88

M-1グランプリ2018準々決勝 個人的感想③

錦鯉「合コン」

ボケの長谷川さんは何と47歳 56歳まで出場可能な超高齢漫才師

年齢らしからぬおバカで子供っぽい漫才だが、知りあがりにウケていく構成は好印象

ただ、決勝進出するイメージが沸かないのは、何故なんだろう 90

 

いい塩梅「紹介」

フットボールアワーのボケとツッコミを入れ替えた感じの見た目の漫才師

斬新な構成で、喋りだけでなく動き、というか配置でも笑いを取れる、凄くいい漫才

今回の東京会場のネタで、個人的に5本の指くらいに入る面白さだったと思う 92

 

アイデンティティ神龍に願い事」

元々無個性漫才師として悪い意味で有名だったが、野沢雅子キャラに吹っ切れてブレークした漫才師

個人的には決勝メンバーにも予想したが、これは受けても落とされるなと(笑)

受けポイントがほぼ内輪ネタだったり、メタ要素だったからなー それを省いたボケツッコミはあまり受けていなかった 88

 

ゆにばーす「デート」 合格

去年決勝進出を果たした男女コンビ

ネタの内容はベタだが、ボケ・ツッコミとも爆発力があって面白い

M-1決勝によって一皮むけたなぁ 凄く面白かった 93

 

東京ホテイソン「遠足」 合格

備中神楽ツッコミで、どんどん知名度を上げている漫才師

僕はこのコンビの面白さがイマイチ分からなかったのだが、今回はネタの内容、フレーズとも面白かったと思う

マイメロちゃんはかなりのヒットワードだった 91

 

ザ・パーフェクト「消防士」

笑けずりで優勝した、独特なネタの漫才師

漫才序盤で述べた言葉を終盤で回収する辺りがちょっとあざとい気がした

独特なツッコミは、結構クセになる 86

 

囲碁将棋「学生時代」

THE MANZAIで何度か決勝に進んだ実力派漫才師

まさかのDragon Ashの「Grateful Days」の一本押しネタ アラサーの僕でも懐かしいレベルだ

しかも「俺は東京生まれ~」とか「悪そうな奴は~」という有名なフレーズは一切用いない辺りが非常に彼ららしくて面白い

実験的なネタだが、それでも一定のウケを誇ることに底力を感じた 92

 

ストレッチーズ「映画館」

笑あがきで準優勝した、慶大出身漫才師

ネタの説明が分かりやすく、ボケの含まし方も非常に面白かった

しかしボケの物言いがさや香っぽい…昔はそんなじゃなかった気がするけど 新山君の影響を受けたようなコンビが多いなー 92

 

コマンダンテ「ヤンキーものシーンの再現」

関西出身の、ローテンポ漫才師

このコンビは本当に裏切り方が巧妙 気づかないうちにボケとツッコミ、内容が入れ替わっているので、毎回驚かされる

大声を上げたり、テンポを速くしたりしないのに、大きな笑いを取れるのは本当に凄い なぜ落ちた?? 95

 

がじゅまる「浮気が疑われた時に話を逸らす方法」

独特な構成が魅力のコンビ

構成がシステマティック過ぎて漫才という感じはしないが、問答無用で笑ってしまうような内容が魅力

面白いが決勝というタイプではないんだよなー 89

 

マヂカルラブリー「高級フレンチ」 合格

シュールさが魅力の漫才師 上沼恵美子の天敵

本当にバカバカしくて面白い ムチャクチャだけど、笑いどころが分かりやすいのが良い

どうして去年の決勝であんな微妙なネタやったんだろう(そしてあれが予選で大ウケしたんだろう) 93

 

井下好井「反抗期」

関東では珍しい、力強さのある正統派漫才師

今回のネタはかなり挑戦的だったが、面白さが斬新さを上回れなかった感じか 86

 

ランジャタイ「あの人は今」

唯一無二のセンスを持つ漫才師

相変わらずどうしてこんなことを思いつくのか分からないようなぶっとび具合だが、昔に比べたら分かりやすくなってる

一般人が見たら9割近くが置いてけぼりになるだろう漫才で、笑いを取れるのは本当に凄い 90

 

デニス「自殺の説得」

植野さんのハーフキャラが人気の漫才師

とにかく分かりやすい内容で、一般層に受けそうだ

植野さんの叫びは問答無用で面白い 89

 

ニューヨーク「映画」

すべてを小馬鹿にしたような捻くれ具合が魅力のコンビ

僕はあまりニューヨークのネタを評価していないんだけれど、このネタは一番面白かったかもしれない

ぶっ飛んだ展開ながら非常に壮大で、尻上がりに受けていく理想的な展開

「センスがある割にベタなdisが多いコンビ」というイメージだったので、良い意味で裏切られた 92

 

スリムクラブ「興味」

ローテンポと独特のワードセンスが武器の漫才師

真栄田さんが座王の1分トークで述べたトーク内容を漫才に転用してたのにビックリした

M-1向きではないが、ある意味彼ららしい漫才だったと思う 86

 

ダイタク「復讐」

設定の巧みさが魅力の双子漫才師

今回のネタも非常に斬新な設定で、双子という武器を無駄なく活用した印象

ただ話の内容が最高潮を迎える寸前で、スッと終ってしまった感じがしたのは残念 90

 

トム・ブラウン「数字の付く有名人」

今年のM-1決勝進出者 独特過ぎる見た目の漫才コンビ

3回戦で爆発したことで一気に決勝候補に名前が挙げられたコンビだが、3回戦のネタよりは正直弱かった

それでも、バカバカしいながらも笑いどころは多く、意図する箇所で爆発を起こせたところは素直に凄かったと思う

果たして決勝ではどう評されるのか 90

 

東京会場はこれで終わり

まさかの11組合格という、非常に狭き門だった

東京会場にも関わらず関西出身者が異様に多く、正直関東の若手漫才師のレベルの低下には、寂しい思いがある

みんなコントに行ってしまったんだろうか

M-1グランプリ2018準々決勝 個人的感想②

ようやく準々決勝のネタを全部見終えました(侍スライス除く)

 

ういろうプリン「タトゥー」

元ブルーセレブ

意外とタトゥー掘るネタってありがちな気がしてならない 87

 

相席スタート「年上の女性」

決勝進出経験もある男女コンビ

このコンビは、ほぼ毎回恋愛をテーマとした漫才だが、引き出しが豊富

毎回違う角度からの恋愛模様を描いているので、本当に感心させられた

「単純な面白さ」という観点からは、少し劣るのかも 92

 

天竺鼠「道を聞かれる」

ラストイヤー?の独自路線コンビ 関西出身

このコンビはいつもつかみが長く、ネタの本筋以外の部分が冗長過ぎる

勿論「そういう笑いの取り方」ということを理解しているが、僕には合わない

「こうしたらこうなる」のギャグ(?)も流石に飽きた 86

 

インポッシブル「フリスビー」

ハイテンションコント師

勢いで持っていこうという姿勢は嫌いではないが、単純にウケ量が少なかったか 86

 

ぺこぱ「空港で再会するカップル」

濃いいキャラが人気のキャラ漫才師

このシステムは中々斬新で、少々しつこいと思いつつも面白かった

松陰寺さんのキャラが優しくて、本当に好きだ 内需拡大の件も同感である(笑) 93

 

すゑひろがりず「3分クッキング」

伝統芸能漫才師

このスタイルで決勝に進むことは難しいだろうが、毎回楽しい気分にさせてくれるコンビだ

現代漫才批判(?)は、ネタだとしても余計だったかな 90

 

八田荘「合コン」

見たことあるような無いような、関西弁なので関西出身?コンビ

悪くはないけど、テーマも内容もありがちだったかな 86

 

キュウ「オリジナルのゲーム」

独特なツッコミが人気のコンビ 関西出身

このコンビのツッコミはフレーズ、言い方ともに面白いんだけど、肯定しておきながら即座に否定(揶揄)するので、どうしても違和感が残ってしまう 88

 

ラフレクラン「バスガイド」

アイドル的人気を誇るコント師 NSC東京出身だが、よく関西の賞レースにも出場している

ネタ自体は結構面白かったけど、「西村さんのツッコミがさや香みたいだな」という思いを抱いて集中出来なかった

漫才見ることあんまりないけど、元々こんな感じだっけ? 88

 

大自然「警察24時」

2年連続準決勝に進出した実力者コンビ

批判も多いコンビだが、個人的には結構好きだ ただ、流石に毎回同じような内容で進歩がないので、ちょっと飽きてきた 87

 

田畑藤本「東大出てる?」

東大出身の藤本さんが有名な高学歴漫才師

このコンビも基本的に東大ネタ、秀才ネタばかりではあるが、相席スタート同様色んな角度からのネタを見せてくれる

東大出身なのに声を荒げてボケ&ツッコむ藤本さんは面白いのだが、ネタの熱量と笑いの量が合っていないのが残念 89

 

ダイヤモンド「ラッキー」

3回戦でボケが一言も喋らないという尖りまくったネタを披露したコンビ

今回のネタもほぼ大喜利で、漫才とはとても言えないのだが、不思議と面白い

ムリヤリ過ぎるオチも、このコンビなら良いのかな 87

 

三四郎「マジ卍」 合格

バラエティでも有名な漫才師

小宮さんのフレーズの使いまわしが多すぎるのが気になる 最近は相田さんのボケの方が面白い

全体的にまとまってはいるが、所々ネタが散漫だな、とも 89

 

マドンナ「宝くじ」 

ネタを見たことはあると思うが、いまいち覚えていないコンビ

笑いどころは非常に分かりやすいが、裏切りが無いのでイマイチ笑いが起こらなかった 84

 

アイロンヘッド「ファミレスのクレーム」

今年の歌ネタ王で大活躍した、オールラウンダーコンビ 関西出身

仕事で疲れているのかもしれないが、クレーム系のネタってどうしても「面白い」より「不愉快」が先に来てしまう

このコンビは演技が達者なので、ナポリさんのキャラがストレートに嫌に映ってしまった 86

 

さらば青春の光「怖い話」 合格

キングオブコント引退宣言を行った、ザ・森東所属唯一のコンビ

彼ららしい少し捻った漫才だったが、少し捻り方が緩かったのか、ありがちなネタに思えてしまった

勿論面白いが、このコンビの引き出しはこんなものではないと思う 89

 

ウエストランド「結婚相談所」 合格

長いツッコミで一世を風靡した(?)漫才師

最近は井口さんの妬み嫉みを前面に出すしゃべくり漫才が多かったが、久々にコント漫才になっていた

河本さんのセリフが比較的多くなってたのが良かった ただアンケートの件はありがちな気がする 90

 

モンローズ「ゾンビ映画

多分初見のコンビ 女性人気が高そう

ベタなコント漫才だが、ボケの熱量とツッコミの冷め具合の差が激しすぎてついていけなかった

フレーズも捻ってはいるけど面白くはない感じ 82

 

インディアンス「ヤンキー」 合格

関西出身だが、東京でも受け入れられている漫才師

いつものインディアンスだが、本当に東京の観客に受け入れられてるんだなぁと

しかし準決勝ではそこまで受けないのは何でだろう 91

 

モグライダー任侠映画

天才ツッコミとポンコツボケのデコボココンビ

このコンビはネタ内容もボケもツッコミも独特で、唯一無二のものがある

後半の畳み込みは非常に良かったと思う 91

 

浅村楽天移籍濃厚

FA宣言した浅村栄斗内野手の移籍先が楽天であることが濃厚という記事か出ている
非常に素晴らしい判断だと思う


ホークスファンの僕だが、当然浅村は欲しかった
正直西に年俸4年17億超え?みたいな記事を見つけ、「いや千賀、バンデン、ミランダ、武田、石川、大竹(和田)でいいやん 甲斐野、杉山を育てるのも良いし、高橋礼先発に回してもいいし、松本、高橋純、田中正義らはもう諦めたんか」と思ったものだが、浅村は少しランクが違う
3割30本打ててまだ20代という二塁手が、どれだけ希少なことか
一本、浅村の守備力の低さも有名で、基本的に打撃特化の二塁手である
もし彼に守備力があれば、年俸8億級の契約も夢ではなかったのではないだろうか

年俸のインフレについては様々な意見があるが、個人的には争奪戦になって高くなるのは当然だし、メジャーを見ていても右肩上がりになるのは当然だと考えている
昔の選手の年俸と比較するのは、非常にナンセンスだ

ただしソフトバンクホークスという球団はやり過ぎなところがある
明石は非常に素晴らしい選手だが、昨年の年俸1億超えの複数年契約には、頭がおかしくなるかと思った
生え抜きを大事に考えてのことだろうが、適正年俸を見定め、その少し上の金額を提示するやり方を取って欲しいものだ(明石は2年1億2000万くらいが妥当だろう)

浅村の「4年25億+出来高」という評価は、割かし妥当なものだと思う
楽天も同等の評価を出したのだから、楽天を選択したのも無理はないだろう
楽天の方が失礼ながら選手層という意味では薄いので、不調に陥っても外されることはまずない
そのうえ、すぐにでもチームの顔になれるはずだ

浅村を獲得できなかったのは残念だが、若手の育成、トレード、新外国人の獲得、来年の菊池待ちなどいくらでも方法はある
決して浅村マネーを西につぎ込むような愚行だけはやめて欲しい
西は良い選手だが、許容できる範囲の金額は出来高を含め4年12億くらい
それを上回るなら、阪神や横浜に譲ってやって欲しい(西はホークスキラーなので、セリーグに移籍したら万々歳である)

何にせよFAは選手の権利、行使するのも移籍するのも決して悪ではない
浅村は胸を張って楽天に移籍し、卓越した打撃で活躍して欲しいものだ(ホークス戦以外でな)

M-1グランプリ2018 ファイナリスト発表

headlines.yahoo.co.jp

 

和牛

霜降り明星

ゆにばーす

見取り図

かまいたち

スーパーマラドーナ

ジャルジャル

トム・ブラウン

ギャロップ

 

 

たくろう× 霜降り明星

ウエストランド× ジャルジャル

 

昼休憩中に適当に考えた予想だが、まさかの7組正解

かなりのガチメンバーとなったが、敗者復活戦がまったく読めないのがすごく楽しみだ

 

見取り図とギャロップの決勝進出は本当に嬉しい

毎年のように準々決勝で爆発しているのを見ていただけに、決勝に進めたのは本当に喜ばしいことだ

ギャロップはラストイヤーではない?」という話が出ているらしいが、ラストイヤーの心づもりで挑んで欲しい

 

霜降り明星の決勝進出は結構な驚きだ

去年決勝濃厚と言われながら準決勝で敗し、今年はそこまで期待されていないながら決勝進出

まあ、割とよくあることなのかもしれない

明るくテンポの良い漫才なので、観客受けはいいと思うが、審査員受けは果たして

 

敗者復活は、からし蓮根、たくろう、侍スライスあたりを期待したい(侍スライスのネタはまだ見ていないが、1回戦敗退→決勝進出というシンデレラストーリーを期待してしまう)

M-1グランプリ2018 ファイナリスト予想(準決勝直前版)

【東京】和牛、かまいたち、トム・ブラウン、ウエストランド、ゆにばーす
【大阪】スーパーマラドーナ、見取り図、たくろう、ギャロップ

予想していた天竺鼠は、準々決勝敗退
その変わりにかまいたちを予想
三四郎も爆発力に欠けるので、ウエストランドに変更 最近露出が減って、長ツッコミも忘れられてそうなのがチャンス

大阪組はからし蓮根をギャロップに変更
ここは、準々決勝で爆発したジャルジャルとしたいところだが、意外とギャロップの漫才構成は東京で受けるんじゃないかと思う
からし蓮根は東京受けがいまいちの印象があるので外した
たくろうは全く読めない(何となく宮下草薙の上位互換的なイメージがある)


準決勝で大阪組の方が多く受かったのには驚いたが、何だかんだで決勝は東京5、大阪4になると予想(和牛やかまいたちを東京組と呼んでいいのか微妙だが)
敗者は例年通り、知名度の高いコンビが勝ち抜くでしょう!(さっさと観客投票に戻して欲しい)

M-1グランプリ2018準々決勝 個人的感想①

100点満点の個人的評価と、簡易感想を

まずは東京会場から

 

魔人無骨「犬カフェ」

サンドウィッチマン富澤さんみたいな飄々としたボケと、正統派ツッコミ

少し脱線が多いのは気になるが、良かったと思う 88

 

チョコレートプラネット「カレー屋」

今年ブレーク(?)したコント師

しっかりした漫才コントではあるが、笑いどころは弱い 少々しつこかった 85

 

のばしぼん「顕如

初見だが、すごく面白かった

ネタとしての完成度が高過ぎるのと、歴史好き以外にはよく分からない内容なのが難点か 92

 

侍スライス「?」 合格

ネタバレ防止のため未視聴

今年1回戦敗退で、再エントリーから準決勝進出というシンデレラコンビ

 

漫画家「漫画」

今年話題沸騰の、現役漫画家コンビ 森田まさのり先生は実は取材のためNSCで学んだ過去がある(オリラジとかと同期)

所々古いと思うこともあったが、アマチュアとは思えない完成度の高さ

個人的に井上雄彦先生の休載を弄ったのが良かった(実は冨樫先生より酷いのに、スルーされがち) 90

 

納言「キャバクラのスカウト」

男女コンビ、多分初見

本ネタのテンポも良かったが、コント入り前のフレーズが凄く面白く、センスを感じた 91

 

シシガシラ「五十音」

なんというか、物凄くよく出来たネタ

のばしぼんもそうだが、こういう完成度の高過ぎるネタは、演者の知名度によってウケに大きな差が出てしまう気がしてならない 90

 

やさしいズ「手術の約束」

今年のKOC決勝進出コンビ

チョコプラ同様、しっかりした漫才コントだったが、いまいち状況が分かりにくかった 85

 

ヤーレンズ「お金貸して」

元パープーズ 関西出身だが東京でも頑張ってるようで何より

僕はこのコンビの無駄話感あるやりとりを延々続けて、最後にちょこっと漫才コントをやる構成が憎らしいけど好きだ

将来的には決勝に進出できる実力があると思っている 93

 

男性ブランコ「尊、卑」

このコンビも関西出身 タイトルつけるのは難しい

前半のやりとりは、意外と初めて聞いた感じで、本当に面白くてワクワクした

しかし後半に入ると、ありがちなやりとりが増え、総合的には無難な感じに終わってしまった 89

 

シンクロニシティ「オークション」

ボケは元晴天サンティの男女コンビ

オークションのネタって、どうしてもボケやツッコミ、オチが限定されてしまうので、あまり手を出さない方がいいと思う 86

 

ななまがり「出会い」

関西出身のコント師 KOC決勝進出経験もある実力者

コント師らしい捻った漫才構成で、なかなか楽しく見ることができた

大掛かり過ぎる仕掛けは、満足度半分、あざとさ半分か 90

 

Aマッソ「カレー屋に密着」

実力派女性コンビだが、最近期待が萎み気味 関西出身(多いな…)

センスそのものは相変わらず凄いが、何ていうか山場がない 86

 

ニュークレープ「車」

元ポラロイドマガジン 彼らも関西出身

何ていうか、トリオの良さが生きていないと思った 83

 

プラス・マイナス「街づくり」 合格

関西出身の実力派コンビ ラストイヤー

「そういう構成」だというのは重々承知しつつも、本ネタ以外の部分で笑いを取っている感じが強く、個人的にはハマらなかった

僕がそういう構成が好きじゃないだけで、ウケたことも、合格したことにも不満はない 87

 

ロング・ロング「霊感」

土佐駒 例によって関西出身

何ていうか、ブラマヨ 「ブラマヨの影響受けてます」ではなく、ブラマヨの模倣にしか見えなかった

面白いんだけど、もう少し自分たちの色を出して欲しい 88

 

わらふぢなるお無人島」

2年連続KOC決勝進出コンビ

KOCで披露した空質問を漫才に転用 しかしこのシステムは漫才の方が合っているかも

空質問は本当に画期的で、とろサーモンのスカシ、ハライチのノリボケ、千鳥の名前大喜利、カミナリの時間差ツッコミなどに匹敵するシステムだと思う 93

 

ダンビラムーチョ「怖いもの」 合格

おじさんキャラクターで有名な、笑あがき優勝コンビ

僕はあまりこのキャラクターにハマっていないので、何でこんなにウケてるのか分からなかった 89

 

四千頭身「昨日の話」

地上波番組にもちょこちょこ出ている、期待の若手トリオ

初めて見た頃はメタ要素満載で、悪い意味で若手らしかったが、構成力が格段に向上している

ウケはそこそこだが、これだけ見事な構成なんだから、上げても良かったのでは 92

 

LOVE「うるせー奴」

おもしろ荘に出ていたコンビ

ニューヨークのような悪意ぶつ切り漫才だが、ニューヨークに比べると少しセンスが劣る 85