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ほたるや

蛍が売られてるお店のごとく、珍しくありたい

松坂大輔という投手

10月2日、3年12億で契約した松坂大輔(ちなみに契約2年目)が初登板を果たした

 

結果は1回5失点

制球が定まらず、四球や死球を繰り返し、暴投でランナーを進め、ルーキー茂木にも格の違いを見せられるかのようにヒットを打たれた

多くのファンが楽しみにしていた松井稼頭央との対決は、初球すっぽ抜け死球という信じられない結果に終わった

2奪三振も、ハーフスイング(通常ならセーフ判定)によるものと、嶋によるやる気の感じられない温情三振

全盛期を微塵とも感じられない投球内容に終わってしまった

 

正直この結果は予想できなかった

二軍成績を見ても、一軍で投げていい投手の成績ではない

実績のある選手なら二軍成績は関係ないという声もあるが、松坂が日本に帰ってきたからのNPBでの実績は、無に等しい

それでも、なんだかんだで顔で抑えてくれるんじゃないかという期待もあった

しかし、結果は残酷だった

 

複数年契約はもともとMLBの文化だ

MLBの契約最優先のスタイルには批判の声も多いし、NPBに取り入れるかどうかは様々な議論がある

僕は基本的に賛成だ

過去の実績や、年齢、現時点での実力などを総合的に評価して、最善最適の金額を提示するのが複数年契約の醍醐味といえよう

 

ようは、メジャーで中継ぎでそこそこ投げてたが、先発をやりたくて日本に戻ってきた松坂

前年そこそこやれた実力と、過去の実績、スター性などで争奪戦を繰り広げたNPB球団

3年12億円(+出来高)で争奪戦に勝利したソフトバンク

1年目出場なし、2年目 0勝0敗 防御率36.00

果たして3年目は…

 

ということ

仮に松坂が3年目も活躍できなければ、ソフトバンクは大失敗の複数年契約になってしまったといえる

いや、販促部門やメディア露出による功績もあって、多少は傷も癒えるのかもしれない

 

プロだから実力がなければ、引退するしかない

だが、この2年目の1試合の結果をもってああだこうだいうのは心情的には正しくも、理屈としては間違っている

3年契約である以上、3年目の松坂に期待したいし、期待を裏切ったのであれば容赦なく批判する

実力を見誤ったソフトバンク球団と、期待に応えてくれなかった松坂の両方を

 

なんだかんだいっても松坂の過去の輝きは凄まじい

高校時代の大活躍、片岡相手に投じた155㎞、松中との名勝負、メジャーでの18勝3敗と挫折

あまりスター性で語るのは好きではないが、間違いなく僕が野球を見始めてから出現した選手の中で、一番華がある選手だ

だからこそ、復活して欲しいし、復活することが宿命だと思って欲しい

 

それと同時に、過去の栄光を根拠に、昨日の登板を無理矢理擁護するスポーツ紙の記事には腹立たしく思う

「緊張していた」のは事実だろうが、「緊張したから抑えられなかった」みたいな理論がプロの世界で通用するわけではない

アマダー、茂木、銀次らに格の違いを見せつけられ、軽くのされてしまったのが松坂の現状の実力だ

松坂の復活を期待するのは構わない、僕だってそうだ

だが神格化はしてはいけない 松坂に格の違いを見せた楽天の選手に大変失礼である

「今の松坂は一軍レベルではない」 そのことだけは、事実として伝えて貰いたい