ほたるや

蛍が売られてるお店のごとく、珍しくありたい

THE MANZAI 2016 プレマスターズ

関西では(多分)放送されないので、動画サイトで拝見しました

感想と個人的点数を 数値化好きですみません

 

タイムマシーン3号「ポジティブ」 90

割と有名なネタだけど、そんなにいいとは思わない

まずボケツッコミのやりとりが非常に大喜利的で、漫才という感じがしない

また、「ポジティブ」を題材としながら、話が何度か明後日の方向に進んでおり、ネタの軸が分かり辛い

タイマの圧倒的な技量で笑いを取っているが、細かな部分で粗の多いネタだと思う

 

ニューヨーク「言いたいことを」85

えー このネタが10位だったん?(M-1準決勝)

ニューヨークってこういうありきたりな人・物事disを主軸にしつつ、展開の巧みさで笑いを取っていることが多かった気がするけど

今回のネタはかなり偏見が強く、嶋佐さんのターンでも盛り返せなかった

言い方は悪いが、こういうネタをするコンビ自体がdisられる対象にあるということを自覚して欲しい

ネットの悪口と同レベルか、下手したらそれ以下

 

さらば青春の光「ツレの話」 92

さらばの面白さが詰まった漫才

毎回毎回構成の妙で笑わせるコンビだけど、終盤にも巧みな言葉のラリーでもうひと笑い起こせるのが素晴らしい

ただ、構成上仕方ないんだけれど、一つ目の笑いが来るまで遅い

前フリが長い漫才がダメという訳じゃないけど、もう少しその辺りも工夫した方がいいんじゃ

もう少し前フリの部分で遊んで欲しい 勿論、軸となる構成がブレないレベルで

 

セルライトスパ「レンタカー」 83

僕がセルスパにハマらないのは、ネタ以前に大須賀さんのキャラクターが苦手なんだと思う

漫才で演者に苦手意識を持つのはご法度なのかもしれないけど、大須賀さんの言うことやることなすことに、どうしてもイラッとしてしまう

セルスパワールドに引き込まれる方が多いのは理解できるし、芸人から評価されるのも分かる

でも僕は苦手 今回のネタも面白いとは思わなかった

 

三四郎「手紙」93

三四郎はこういうに、キャラや知名度を生かしつつも、ある程度漫才の体裁を守ったネタを増やして欲しい

何故か賞レースの予選でアドリブなのか会場を広く使って暴走して引かれることが多々あるが、本当にネタを評価されたいんだったら、ちゃんとした漫才をやって貰いたい

僕が初めて見た「高円寺クイズ」のネタは、僕が今まで見たすべての漫才の中で10本の指に入る名作だ

それで三四郎のファンになった 本人達はきっちりした漫才が嫌いなのかもしれないが、そういう漫才をもっと見たい

今回のネタは凄く良かったです

 

アインシュタイン「ドライブデート」87

悪くはないんだけれど、やっぱり少し古いんだよねぇ

漫才師としての技量は高いんだけれど、どうも一昔前の漫才に拘泥している気がする

かといって、メタ要素を出しまくってもあまり笑えないのが正直なところ

どうすればいいのだろう

 

笑撃戦隊「桃太郎」89

僕は彼らの大喜利漫才は好きではないのだが、今回のネタは答えの破壊力が凄くて笑ってしまった

「いちご狩りとオヤジ狩り」みたいな漫才構成の方が絶対良いと思うんだけんど

 

トット「反抗期の息子」92

結構掴みに長く時間取ったな こういう感じでサラッとボイパを入れるのは良いと思う

本ネタは共感を重視した構成で、オーソドックスかつハートフル

面白いが、やっぱりあのタイトル読み上げ(おかん〇〇編)は不要だと思う あの口上に笑いが起こるのがマジで信じられん

 

錦鯉「甥っ子」91

愛嬌があっていい漫才なんだけど、最後の長谷川さんの口上みたいなの、いるのか?

あそこで笑いが起こったところ見たことないし、蛇足だと思うけど

最後まであの愉快なキャラクター一本で行った方が絶対良いと思う

トットと違い関東の芸人さんなので、そんなにネタを見ている訳ではないのだが

 

コマンダンテ「天使と悪魔」94

面白い!

このコンビもさらば青春の光と同じで、構成を第一に考えているコンビだが、後半に意外な展開を持っていうことで笑いを増加させている

M-1準々決勝の「メガネ」みたいなネタも悪くはないのだが、やはり斬新な構成を用意した方が彼らに合っているかな

いつの日か、M-1決勝でネタを披露して欲しい

 

馬鹿よ貴方は「蕎麦屋88

このコンビも飄々としていて意外と当たり外れが大きい

このネタは部分部分では良いんだけれど、話があちこち飛び過ぎてどう見ればいいのか分かり辛い

ファラオさんの独創的なボケは面白いんだけど、所々ネタを邪魔してしまっている気がする

 

ミキ「となりのトトロ91

いつも通りのミキ…と思ったら、最後の暴走にはビックリ

こういうことをするコンビだとは思わなかったが、色々試行錯誤しているのだろうか

昂生さんはキャーキャー喚いたり、冷静にツッコんだり、相変わらず抑揚がついてるけど、つき過ぎている気もする

ネタの精度は高いので、もうちょっと色々工夫したら、M-1決勝も夢ではないと思う

 

オキシジェン「社訓」90

何故オキシジェン?? と思ったら、漫才協会主催の賞レース制してたのね あの協会よく分からないから怖い

ネタ自体はちょっと古いけど、分かりやすくて良かったと思う

内輪ネタっぽ過ぎるのは気になるが、上手く笑いに変換できてたんじゃないかな

 

とろサーモン「電車」89

短期間で何度も見たこともあって、なんとも言い難い

ただ、一部分変更(?)されている部分があって、そこが一番面白かった

しかし、僕がこのブログで何度も申している通り、最近のとろサワールドには中々ついていけない

あまり「昔の方が良かった」というのは好きではないが、とろサに関してははっきりとそう言い切れます 勿論僕の中ではだが

 

銀シャリ「雑学」92

M-1優勝ネタに対して難癖をつけるようだが、ドレミの歌とだいぶ差があると思う

詳しいことはM-1 2016の感想で書きたいと思う いつになることやら