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ほたるや

蛍が売られてるお店のごとく、珍しくありたい

ytv漫才新人賞予選会 ROUND3②

⑨イブンカ「グリコゲーム」90

タイトルはこれでいいのだろうか

散らかりっ放しのネタなのだが、一つ一つのやりとりは確かに面白い 案外構成もしっかりしているのだろう

ただ早口言葉のネタに比べたら、ちょっとソフトで寂しい

よふかしイエローや後述の某トリオが許されるのだから、もうちょっとアナーキーな内容に戻してもいいのでは

 

⑩見取り図「結婚したい」95

いや~面白い! 見取り図にしては珍しくお客さんも巻き込んでの笑いが多かった

僕は彼らの漫才をかなり評価していて、過小評価されてる漫才師の一組だと思っている ただ今回のネタは見事にネタのクオリティと笑いの量が一致していた

このコンビはボケ、ツッコミともにちょっとズレており、ズレているからこそ予想を超えるボケツッコミを見せてくれている

今回は勝ち上れなかったが、5位は立派 きっと決勝にも行けるはずだ

 

⑪アルミカン「怒るのが苦手」80

アルミカンの漫才で面白いと思ったことは正直ない

いつも思うんだけど、どうして松竹って最下位近くになるような芸人ばかりが出てくるんだろう

そこまで松竹に生きのいい若手は居ないのか? 5年間の予選の中で、上位に入ったのはキクモトスズキ(3位)だけというのは異常事態だと思うぞ

まあそのキクモトスズキも「なぜ3位?」って、正直思ったのだが

 

⑫風穴あけるズ「犯罪者」80

その前述のトリオでございます(笑)

いやーこれは何と表現すればいいのか…終始ドタバタでどうしたかったのかが正直分からない

審査員の哲夫さんが笑っていたのが印象的だが、個人的にはこの手の笑いはあまり好きではない

まあ、シュールならシュールならではの、バカバカしいならバカバカしいならではの普遍性が存在するのだが、このコンビからは全く感じられなかった

そういう意味では、かなり新しいことをしているのかもしれない 少々ダチョウ倶楽部っぽさがあったのは気になるが、まあわざとなんだろう

 

セルライトスパ「選挙の応援演説」92

風穴あけるズの次だったから、セルスパが非常にまともな漫才に思えた(笑)

セルスパは淡々としていてシュールな雰囲気の割に、意外と展開が読めるのが気になるんだよなぁ

逆にそれがセルスパの魅力なのかもしれないけど、もうちょっと雰囲気にあったシュールな内容であって欲しい

ただ今回は正直尻上がりに面白くなっていて、最後付近の伏線回収では大笑いした

 

マルセイユ「無人島」91

このコンビは本当にいつも面白い

ただ無個性というか、教科書的というか、もうちょっと自分たちの色を見せて欲しい

ボケもツッコミもそこまで強くないが、技術でカバーしている

インディアンスも元々似たような無個性高速漫才だったが、どんどん個性が出てきた

「すぐそうやっていう」のギャグだけでは、まだまだキャラとして弱いと思う

技術は高度なだけに、個性を出せれば、M-1の決勝に行けるだろう

 

⑮ヒガシ逢ウサカ「彼女と出会う方法」96

いやぁ、正直あまり期待してなかったのだが凄く面白かった!

近年の情報技術の発展と笑いを見事に組み合わせて、見事に狂気的なネタを作り上げた

若干構成がコマンダンテと被るが、こういう構成の漫才は本当に好みです

現実でも実行可能なリアリティがありながら、ここまで狂気的な雰囲気を醸し出すのは本当にすごい

どのような漫才でも、最後は笑いで終わるものだが、怖いままで終わらせたのも見事

いやー、ヒガシ逢ウサカの漫才で大笑いしたのは初めてかもしれん

 

 

勝ち上がりはコマンダンテとヘンダーソン

決勝進出のメンバーは、ミキ、吉田たち、尼神インター、アイロンヘッド、コマンダンテ、ヘンダーソンという、賞レース常連から無名の若手まで多士済々の面子が揃った

 

決勝大会の予想だが

本命はやはり吉田たちであろう

それを追うのは新進気鋭のミキと、構成力に優れたコマンダンテ

尼神はタイプ的に優勝は厳しく、あとの二組も何となく優勝には届かなそう

 

何にせよ、吉田たちも絶対的な本命とはいえない

中々楽しみな決勝大会になりそうだ