怒り新党
7月1日の怒り新党の三大テーマは『蛍』だった
僕の住む地域に蛍は存在しない
そこまで都会なわけではないが、田舎でもない、典型的なニュータウン
ちょっと走れば自然は存在し、カエルやザリガニを捕まえたりして遊んだこともあったが、蛍は見たことがない
それだけに、僕は蛍への幻想が強い
このブログの名前も、「蛍が売ってるお店があればいいのに」という思いから付けた
現在数を減らしている、昆虫の蛍から付けたものだ
三大蛍の美しい写真が取れる地域(だっけ?)というテーマは僕にとってたまらないものだ
思わず電気を消し、真っ暗の部屋で蛍の美しさを眺めることができた
本当に綺麗で、幻想的
僕も子供の頃、こういう景色を生で見てみたかった
自然の破壊について論じると、どうしても偏向した思想であると思われてしまう
子供の頃ドラえもんの映画で自然環境の保護を訴える場面を見るたび、「じゃあ建物も橋もトンネルも何にもない森で暮らせよ」と思った
本当に捻くれていたな、と恥ずかしい気持ちになる
今でもインフラ整備というものは必要不可欠であると思ってる
先進国としてやっていく上で、諸インフラは必要不可欠のものだ
自然破壊を批判しようと、人は便利さに抗えない
ごく一部の変わり者を除けば、便利さに拘泥して理想を追えないのだ
そんな思考すら超越するのが、蛍の存在だ
蛍の織りなす幻想的な光景を見せられると、決して失わせてはならないという思いに至る
北斗の拳のユダは、「本当に美しいものの前では無力になる」と名言を残したが、僕も本当に美しい光景は、便利な暮らしすら超越すると思っているのかもしれない
自然を大切に