ytv漫才新人賞予選会 ROUND1①
久々に漫才の簡易レビュー的なものをしまーす
旧漫才維新、ytv漫才新人賞予選会のラウンド1の全組感想
昔の漫才のレビューが終わってないけど気にはしない
①インディアンス「ネットで叩かれる」90
インターネットの掲示板で自分達に対する誹謗中傷をプラスに解釈する感じのネタ
個人的には「2ちゃんねる」とか単語が出るだけでゲンナリするのだけど(基本ふたば派)
ネットを題材とした感じの漫才は、生理的に受け付けない
それと「ザキヤマのパクリ」は自分らで言っちゃ駄目だろ!反則ワード!
ただ、流石に底力はあるなーと感心もさせられた
②霜降り明星「宇宙人」88
霜降りらしい元気いっぱいの漫才
つかみがスベったのと、粗品の独特のワードツッコミが少なかったのは残念
所々出てくる独創性のあるやりとりは本当に好きなんだけどなー
③プリマ旦那「ツッコミを腹話術の人形にする」94
プリマの漫才は食傷気味だったんだけど、今回のネタは凄かった!
非常に独特かつ、二人の技術の高さがしっかりと出た非常にいいネタ
それでもオール巨人師匠の言われるよう、技術先行の感は否めない
上手過ぎるのが逆効果とか、袋小路に入ってしまってるなー
④ミキ「映画」96
面白い!
ミキの漫才は何度か見たことあるけど、いつも面白いんだよなー
今回のネタも骨太で、バカバカしさとツッコミワードのチョイスが非常に良かった
少し勢い任せなところが見受けられるので、関東の人は受け付けないかも(顔も)
⑤カバと爆ノ介「ファミレスの応対」82
この人らよくテレビでネタやってるけど、面白いと思ったことあんまりない
決して無個性な訳ではないし、色々複雑なこととかやってるんだけど、まったくハマらないんだよな
このネタも正統派では決してないファミレス漫才だけど、いまいちピンと来ない
⑥バンビーノ「つかみ→子供の頃の遊び」81
基本漫才は真面目なコンビだから期待してたんだけど、リズムネタ漫才になってた…
「ダンソン」でブレークした宿命かもしれないけど、コントと違い自由度が少ない漫才でのリズムネタは正直萎える
藤田さんってよく見りゃ今田耕司と似てるな、とか違うところに注目してしまった
⑦コロコロチキチキペッパーズ「怖い話」80
ナダルのあの声、あの喋り方がなければ、本当に普通の漫才
ナダルのキャラクターに負けない内容の台本を考えるところから始めないと
⑧アイロンヘッド「免許の更新」82
最近よくこのネタやってるけど、あんまり面白いと思わない
冗長な割には中身がないし、展開に即さないようなボケが多過ぎる
思い付いたものを吟味せずただただ詰め込んだパッチワーク漫才
(続く)